保冷・安置の仕方

00送り出す準備をしてあげる

ご家族様がペットちゃんを愛していたように、ペットちゃんもご家族様を愛していたことでしょう。
楽しい時、悲しい時、いつも一緒に過ごしてきた家族の一員であるペットちゃんを失う悲しみは計り知れません。
ペットちゃんを送り出してあげるまでにしてあげられることをまとめさせて頂きました。ご家族様との最期の時間のためにご活用して頂ければ幸いです。

01ご用意して頂くもの

 箱(丈夫な段ボール箱など)
 ペットシート、ガーゼ、タオル、ビニール袋
 ドライアイス、保冷剤、氷
 お線香、お花、お供え物
以上のものがあれば特別必要なものはなくご家庭で充分に送り出す準備をしてあげることができます。

02姿勢を整えてあげる

まずはご遺体の硬直が始まってしまう前に姿勢を整えてあげましょう。

 前脚・後脚を内側に折り曲げます。
硬直が始まってしまうとペットちゃんの前脚・後脚がつっぱた状態で固まってしまい棺に納まらくなる可能性があります。 棺となる箱に納まるように前脚・後脚をそれぞれ胸の内側へ丸めるようにして優しく折り曲げてあげてください。

すでにご遺体の硬直が始まってしまっている場合、無理に曲げようとせずに出来る範囲で整えてあげてください。

03身だしなみを整えてあげる

姿勢を整えてあげたら次は体を綺麗に拭いてあげたり、毛並みを整えてあげてください。

 ブラシなどで毛並みを整えます。
 全体を拭き取ります。
ブラシで毛並み・尻尾を整えまぶたや口を閉じ全体を湿らせたガーゼやタオルなどで拭いてあげます。目元や口元も綺麗にしてあげてください。

ご遺体から体液が滲み出てくることがあるのであらかじめペットシートなどの吸水性の高いものを敷いてから行うといいと思います。

04傷むのを遅らせてあげる

ご遺体が傷んでしまうのを遅らせるために保冷はしっかりとしてあげてください。

 頭・お腹・背中を冷やす。
お別れまでの最期の時をしっかりと過ごしていただくためにドライアイスや保冷剤などをご遺体の周りに置いてください。この時ご遺体が濡れてしまわないようにビニール袋に入れその上からタオルなどで包んだもので冷やしてあげてください。夏の時期などは出来る限り冷房の効いたお部屋に安置してあげるのもいいと思います。
※ドライアイスの扱いには充分ご注意ください。

頭の後ろ、お腹、背中に置くことで効率的に保冷することができます。

05お別れに備える

ペットちゃんとの最期の時間です。楽しかったことや一緒に出かけた場所、色々なことを思い出し偲んであげてください。

 感謝の思いを伝えてあげる
ご遺体を箱などに納め、身だしなみを整えたら保冷剤と一緒に生前遊んでいたおもちゃや好きなおやつなども傍に置いてあげましょう。ご家族様が納得、満足できるまで充分にお別れをすることをおすすめします。

ペットちゃんの葬儀には決まった形式はありません。ご家族様の思いを伝えることが一番の供養だと思います。

ペットちゃんが亡くなったら思恋へ
まずはご相談ください。
 0120-518-292 >